ロベルト・マンチーニ氏【写真:Getty Images】
今夏に長友佑都が所属するインテルの指揮官を退任したロベルト・マンチーニ監督の次男がアメリカリーグ2部のニューヨーク・コスモスと契約を結んだ。9日に同クラブの公式サイトが伝えている。
マンチーニ監督の次男であるMFアンドレア・マンチーニは、インテルの会長が筆頭株主であるメジャーリーグサッカー(MLS)のDCユナイテッドへ今年の5月に移籍。しかし、同クラブで一度もリーグ戦に出場していなかったアンドレアは、約1ヶ月前からNYコスモスの入団テストを受けていた。
そして、アンドレアは無事入団テストに合格してNYコスモスへの移籍が決定。契約の詳細はクラブの方針により明かされていない。
チーム指揮官のジョヴァンニ・サヴァレーゼ監督は、「彼は良い経験のある若い選手だよ」と歓迎すると、「彼は熱心にトレーニングに励んでいたし、良い形でシーズンを終わらせるようチームに厚みをもたらすはずだ」と同選手の加入を喜んでいる。
インテルとマンチェスター・シティの下部組織で育った現在24歳のアンドレアは、アメリカではDCユナイテッドの選手としてUSオープンカップでのフォートローダーデール・ストライカーズ戦に66分から出場しただけだ。
アンドレアは、「約2週間チームとトレーニングをしたよ。コーチングスタイルと雰囲気がとても気に入っている」と加入第一声を発すると、「シーズンで大事な時期にあるチームをどのようにサポートするかということに集中している」と今季への意気込みを語った。
現在首位に立つNYコスモス。果たしてアンドレアはタイトルを目指してチームに貢献することができるだろうか。
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