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バイエルン、500km離れた敵地へ当日移動。指揮官が語るその理由は…?

text by 編集部 photo by Getty Images

カルロ・アンチェロッティ
バイエルンのアンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンは、現地時間9日に行われたブンデスリーガ第2節のシャルケ戦を戦うため、試合の前日ではなく当日に現地へ移動した。試合に先立ちその理由を話していたカルロ・アンチェロッティ監督のコメントを、9日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 国内リーグの試合であっても、遠方の会場であればアウェーチームは前日には開催地に到着し、ホテルに宿泊するのが普通だ。だがバイエルンは今回、本拠地ミュンヘンから約500km離れたゲルゼンキルヘンまで試合当日に移動した様子がクラブのツイッターで伝えられている。今季からドイツ王者を率いるイタリア人指揮官は、その理由について次のように語った。

「選手たちはプロフェッショナルだ。夜はホテルにいて何もすることがないよりも、自宅で家族や子どもたちと一緒に過ごしてくれる方がいい。(ホテルで)プレイステーションばかりやり過ぎるのはね…」

 チームは無事に現地に到着し、シャルケとの試合は予定通りに開催された。バイエルンの選手たちは長距離移動による負担も物ともせず、シャルケを2-0で下して開幕2連勝を飾っている。

【了】

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