ニクラス・ベントナーの所属クラブが決定【写真:Getty Images】
今年4月にヴォルフスブルクとの契約を解除されフリーとなっていた28歳の元デンマーク代表FWニクラス・ベントナーは、イングランド2部のノッティンガム・フォレスト加入が決定した。クラブ公式サイト上で発表されている。
かつてはアーセナルで将来を嘱望されていたベントナーだが、伸び悩んで十分な活躍を見せられないまま、ピッチ外での奇行や騒動で様々な話題を提供するキャリアを歩んできた。
2014年に加入したヴォルフスブルクでも、練習遅刻などの規律違反や、クラブの親会社であるフォルクスワーゲン社のライバルであるメルセデス・ベンツの車の写真をインスタグラムに投稿するなどの問題行為を繰り返し、クラブは2017年6月まで残っていた契約を今年4月に解除する決断を下した。
夏の移籍市場でも獲得に踏み切るクラブは現れなかったが、6日にはノッティンガム加入に向けた交渉が行われていることが報じられていた。7日になり、ファワズ・アルハサウィ会長は「2年契約で加入したニクラス・ベントナーを歓迎してください」とツイートし、同選手の加入が決まったことを明らかにした。
1999年以来のプレミアリーグ復帰を目指すノッティンガムは、現在2部で7位。今月20日には、リーグ杯でアーセナルとの対戦が予定されている。ベントナーの古巣対決としても注目が集まることになりそうだ。
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