グアテマラ代表FWカルロス・ルイス【写真:Getty Images】
グアテマラ1部ムニシパルに所属する36歳の同国代表FWカルロス・ルイスが、ワールドカップ(W杯)予選で歴代通算最多となる38得点目を挙げる快挙を成し遂げた。6日に過去に在籍していたロサンゼルス・ギャラクシーの公式サイトが報じている。
現地時間6日に行われた北中米カリブ海(W杯)予選でグアテマラとセントビンセント・グレナディーンが対戦。試合は、C・ルイスが5得点を決める活躍で9-3でグアテマラが勝利をおさめている。
これまで代表チームで公式戦133試合に出場し68得点を決めていたC・ルイスは、試合の前日に代表引退を宣言。そして挑んだこの試合で前半に3得点を決めると88分に交代するまで後半にもまた2得点を決め、代表最後の試合で見事な有終の美を飾った。
それを受けてグアテマラサッカー連盟は、「ありがとう、カルロス! W杯での新記録おめでとう!」と公式ツイッターでコメント。この5得点によりW杯予選で38得点目を上げたC・ルイスは、元イラン代表のアリ・ダエイ氏が持つ35得点の記録を塗り替え、W杯予選で歴代単独通算最多得点者になった。
しかしこの試合に勝利したグアテマラは、アメリカがサッカートリニダード・トバゴに勝利したために4次予選でW杯予選から敗退している。
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