今季初デビューの可能性が高まるMF本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランに所属する日本代表MF本田圭佑が、遂に今季のセリエAに初デビューする可能性が浮上した。6日付の伊紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。
今季のここまででミランに欠かせない選手であることを証明したのがFWエムベイェ・ニアンだ。しかし同選手は、第2節のナポリ戦で2枚のカードをもらって退場。このためニアンは、現地時間11日に行われる第3節のウディネーゼ戦に出場できなくなった。
これにより、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督にとってニアンの代役を誰にするかがデリケートな問題になっているようだ。同監督は先週からこの問題について取り組んでいるが、現時点では本田かFWジャンルカ・ラパドゥーラのどちらかを4-3-3の左ウイングとして起用する可能性が高いと報じられている。
その理由は、ナポリ戦でMFユライ・クツカも出場停止処分が下されたからだという。このためモンテッラ監督は、同時にクツカの代役も決めなくてはならなくなった。
中盤ではMFホセ・ソサの先発デビューが近づいているとみられているが、MFマリオ・パシャリッチはまだコンディションが間に合っておらず、移籍市場最終日に獲得したMFマティアス・フェルナンデスは木曜日までチームへ合流できない。
これによりボナヴェントゥーラを中盤で起用し、本田かラパドゥーラのどちらかを4-3-3の左ウイングとして起用する可能性が高まっているようだ。
今季のセリエAで2試合とも出番を与えられなかった本田。指揮官にアピールするためにも同僚から“アシスト”されたこの絶好のチャンスを最大限に生かしたいところだ。
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