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ベルギー“怪童”、ユーベ移籍を断った理由を告白「イタリアへ行くには早すぎた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ロメル・ルカク
エバートンのFWロメル・ルカク【写真:Getty Images】

 エバートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが、今夏にユベントスへの移籍を断った理由について明かした。5日付けのベルギー紙『ヘット・ニウスブラット』が報じている。

 今夏に去就が最も噂された選手の1人であるルカクは、今夏にユベントスからチェルシーまで様々な新天地が候補として挙がった。しかし同選手は、結局エバートンへ残留することを決めている。

 このことについて、ルカクが移籍市場での舞台裏を明かした。同選手は、「欧州のカップ戦に出場できないことは少し気に障るね」と昨季のプレミアリーグでチームが11位に終わったことに触れると、「だけど僕は、1シーズンであらゆることが起こるってことを信じている人間なんだ」と前向きな発言をした。

 そして、「さもなければ、きっとユベントスへ行っていたよ。だけどエバートンへ残ることに決めたんだ」とユベントスからオファーを受け取っていたことを明かすと、「エバートンを選んだのは、イタリアへ行くのがまだ早すぎたからだよ。ここに残ることは悪い選択ではなかった」とセリエAでプレーするにはまだ時期尚早だったと告げている。

 自身の23歳の誕生日を迎える前に過去5人しか成功していないプレミアリーグでの通算50得点を達成する偉業を成し遂げた、計り知れないポテンシャルを秘めたルカク。ユベントスは以前からルカクの獲得を狙っていると噂されているが、果たして将来イタリアでプレーする日は訪れるのだろうか。

【了】

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