ユベントスのFWゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】
現役時代にパルマをはじめ、ラツィオ、ミラン、インテルといったセリエAの様々なチームで活躍した元アルゼンチン代表のエルナン・クレスポ氏は、同郷の代表FWゴンサロ・イグアインの移籍金の高さに納得しているようだ。4日付けのアルゼンチン紙『ラ・ナシオン』が報じている。
今夏イグアインは、セリエA史上最高額となる9000万ユーロ(約104億円)でナポリからユベントスへ移籍した。しかしクレスポ氏は、世界中を注目させたこの大型移籍についてセリエA5連覇中のユベントスが良い買物をしたと考えている。
クレスポ氏は、「サッカーでは誰も何もプレゼントしてはくれないんだ」とこの移籍について触れると、「もしユベントスがこれだけの金額を支払ったのであれば、それはイグアインがそれだけの価値がある選手だということだよ」と同選手の価値を認めている。
破格の値段ではないかと尋ねられると、「私からすれば、(マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したMFポール・)ポグバに1億1000万ユーロ(約128億円)を支払うよりも、1シーズンのリーグ戦で36ゴールを決めたストライカーに9000万ユーロを支払う方が相応しいね。偉大なMFであるポグバには悪いけれど…」と、サッカー史上最高額のポグバの移籍金を引き合いに出して比較した。
果たしてイグアインは、今季も昨季のようなパフォーマンスをしてクラブに元を取らせる活躍をすることができるだろうか。これからの活躍に注目が集まりそうだ。
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