JFAの田嶋幸三会長【写真:Getty Images】
【日本 1-2 UAE 2018年ロシアW杯アジア最終予選】
日本代表は1日、ロシアW杯アジア最終予選でUAE代表と対戦し1-2で敗れた。
試合終了直後、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長はメディアに対し「しっかりAFCとFIFAに抗議する」と宣言した。
これはUAE戦の主審を務めたカタール人のアル・ジャシーム・アブドゥルラフマン氏の不可解な判定に関する抗議のことを指している。後半終盤の77分、浅野拓磨のシュートをUAE代表のGKが弾いて掻き出したシーンは、リプレイ映像を見直すと完全にゴールインだったが、主審をはじめとした審判団はノーゴールと判定した。
他にもUAE側の反則を日本の反則と判定されるなど、試合を通して理解しがたいジャッジが多く、田嶋会長がアジアサッカー連盟(AFC)と国際サッカー連盟(FIFA)に抗議する姿勢を示すに至った。
「相手は個々の能力が高い。認めないといけない」と、UAE代表の実力を評価した田嶋会長だったが、心の中には悔しさと怒りが渦巻いているようだ。
(取材:植田路生)
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