トリノへ移籍したGKジョー・ハート【写真:Getty Images】
セリエAのトリノが、マンチェスター・シティからイングランド代表GKジョー・ハートを1年間の期限付きで獲得したことを発表した。31日にトリノの公式サイトが伝えている。
ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティで3番手のGKとされたハートは、出番を求めて新天地にイタリアを選択。そして、年俸の70%をシティが負担する形で古豪トリノへ移籍した。
ハートは、「突然僕のキャリアがターニングポイントを迎えたんだ。それを僕は運命の合図だと解釈したよ。だから僕もそれに従うべきだと思ったんだ…」とトリノ加入第一声を発している。
そして、「トリノからのオファーはタイミングよく相応しい形で届いた」と続けると、「セリエAのような素敵で難しいリーグで僕の実力を試すことができてとても嬉しい」とセリエAへの初挑戦に意気込んだ。
「イタリアのGK育成能力の高さは世界中で有名だね。だから、ここトリノでさらにもっと学ぶことができるはずだと確信しているんだ。この理由でも、トリノのオファーをすぐに喜んで受け入れた」
「トリノについて書かれたインタビュー記事を何度か読んだけれど、監督は慎ましく情熱的な選手を求めているみたいだね。これも僕がとても好む点だよ。僕はこうでありたい」
トリノの本社前に詰めかけた数え切れないほどのサポーターで迎え入れられたハート。そのイタリアで最も熱狂的だと言われているサポーターの期待に応えるために、これからイタリアでハートの新たな挑戦が始まる。
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