マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】
イングランドサッカー協会(FA)は、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが暴力的行為を理由に処分を科すことを発表した。
アグエロは現地時間28日に行われたプレミアリーグ第3節のウェストハム戦で相手DFウィンストン・リードにエルボーを食らわせ、これが処分の対象となった。
試合中に警告などはなかったが、試合後に映像でラフプレーと判断されたことで処分に至った。アグエロは現地時間31日の18時までに異議申し立てを行うことができ、それを経て出場停止となる試合数などが確定する。
しかし、英紙『デイリー・メール』によればアグエロは3試合の出場停止が下される見込みとなり、9月10日にアウェイで行われるマンチェスター・ユナイテッドとの“マンチェスター・ダービー”の欠場は決定的だという。
マンチェスターの両クラブは毎年のように優勝争いを演じ、今季は互いに大型補強を敢行。さらにそれぞれジョゼップ・グアルディオラ、ジョゼ・モウリーニョが監督に就任し、プレミアリーグでの初対決ということで世界が注目するビッグマッチとなるはずだったが、この大一番でアグエロのプレーを見ることはできなさそうだ。
3試合の出場停止が下された場合、アグエロはユナイテッドに加えて第5節のボーンマス戦(ホーム)とリーグ杯のスウォンジー戦(アウェイ)も欠場することとなる。
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