『カナル・プリュス』はコパが進退懸けた一戦になると報道【写真:goal.com】
15日のリーガエスパニョーラ第16節、バレンシアは敵地ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリー戦を0-3で落とした。解任報道が過熱しているミロスラヴ・ジュキッチ監督は試合後、チームを率い続ける意欲を示している。
スペイン『EFE通信』がセルビア人指揮官のコメントを伝えている。
「何にも怯えることはない。自分はサッカーの監督であり、仕事に取り組み、チームのために最善を尽くすだけだ。チームが機能するように試みる。私にはそうできるキャパシティーがあると感じている」
「チームを前身させるためのキャパシティーが、自分にあると感じる。これからもチームとともに働き続けなければならない。次節レアル・マドリー戦について? その前にコパ・デル・レイのヒムナスティック戦に臨まなければならない」
試合自体については、次のように振り返った。
「60分間は良いプレーを見せた。その間は素晴らしい守備を見せたが、彼らが先制点を決めたことで試合は終了してしまった。スペースを得たアトレティコ・マドリーは、相手にとって致死的なチームだ」
「私が最も心配するのは、攻撃面でのキャパシティーを欠いていることだ。相手チームにとって危険となる場面を生み出せていない」
この試合で2得点を決めたFWジエゴ・コスタにも触れている。
「最初はスペースを与えなかったことで、彼の存在感を消すことができていた。しかしスペースを得れば、我々にとって致命的な選手となる。彼は少しのスペースでも生かし切り、さらに1対1で極限の強さを発揮する。1点目は我々の守備が悪く、スペースを使わせてしまった」
なおスペイン『カナル・プリュス』によれば、バレンシアのアマデオ・サルボ会長は、ジュキッチ監督が次節レアル・マドリー戦を指揮することを保証しなかったという。報道が事実であれば、19日のコパ4回戦ヒムナスティック戦が同監督の進退を懸けた試合となる。