クアドラード(左)とヴィツェル(右)【写真:Getty Images】
ユベントスは、夏季移籍市場最終日に2名の選手を加えて今夏の補強を完成させるようだ。30日にイタリアの『カルチョメルカート』が報じている。
今夏に悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向けて勢いよく補強を開始したユベントス。この補強も最後の2名のラストピースを加えることでようやく完成するようだ。
まず1人目の選手が、昨季も期限付き移籍でチェルシーから獲得したMFファン・クアドラード。ユベントスは、特定の条件を達成することで買い取りが義務付けされる期限付き移籍で同選手を獲得するとみられている。
詳細は、まず期限付き移籍料として500万ユーロ(約5億円)を即払い。そして万一の場合には、それから2000万ユーロ(約22億円)で買い取ることになるようだ。現在交渉は最終段階にあり、買い取り金額の支払方法や期間について話し合いを行っていると報じられている。
そして2人目が、ロシア1部のゼニトに所属する27歳のベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルだ。先日はオファー額が低いと断られたが、ユベントスは1800万ユーロ(約20億円)に300万ユーロ(約3億円)のボーナスを加えた金額まで増額。
すでに取引は細部まで成立しており、翌日にメディカルチェックを受けるために、ヴィツェルはベルギーが行っているキャンプ地からイタリアへ向けてすでに出発したと報じられている。
もうすぐ補強が完成するユベントス。ほぼ計画通りの大型補強を敢行することに成功した同チームは、近年にも増してさらに強力なチームへと変貌しそうだ。
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