セリエA第2節ラツィオ戦に挑むユベントスの先発メンバー【写真:Getty Images】
ユベントスのメンバー平均年齢は、今季のチャンピオンズリーグ(CL)に出場するチームの中で最も高いようだ。30日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
スイスにあるスポーツ研究国際センター(CIES)が発表した統計によると、ユベントスのメンバー平均年齢は29.7歳であるという。その平均年齢は、今季のCLに出場するチームの中で最も高い。一方メンバー平均年齢が24.5歳のバイエル・レバークーゼンが、CLに出場するチームの中で最も若いチームだとされている。
ユベントスのメンバー平均年齢は、セリエAの中でも高い方だ。38歳の守護神ジャンルイジ・ブッフォンを筆頭に、鉄壁を形成する守備のBBC(アンドレア・バルツァッリ、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニ)はそれぞれ35歳、29歳、32歳。その上、今夏に加入したDFメディ・ベナティアも29歳と30歳に近い年齢にある。
さらに、メンバーには20代前半の選手よりも30歳に近い年齢の選手の方が多い。そのせいで、セリエAでは20チームの中で平均年齢が2番目に高いチームとなっている。
CLでもそれは変わらない。昨季のCL王者レアル・マドリーのメンバー平均年齢は26歳であり、ブンデスリーガでメンバー平均年齢が最も高いバイエルン・ミュンヘンでさえ28.8歳だ。一方でバルセロナは、メンバー平均年齢が27.4歳と全体の中間に位置付けられている。
特に守備陣の高齢化が進んでいるユベントス。欧州屈指の鉄壁だとは言え、来季からは自慢の守備陣の若返りを図る必要がありそうだ。
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