イケル・カシージャス(左)とセルヒオ・ラモス(右)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、ポルトのGKイケル・カシージャスの代表落選に驚きを隠せないようだ。29日付け『マルカ』が報じた。
2018年ロシアワールドカップへ向けたヨーロッパ予選を戦うスペイン代表はジュレン・ロペテギ監督が就任して初めてとなる代表戦となるが、そのリストにスペイン代表最多出場数を誇るカシージャスの名前が無かった。
マドリーと代表で主将を務めるS・ラモスは元チームメイトのカシージャスが招集されなかったことを嘆くとともに、時代の変化でもあると語った。
「歴史に名の残る選手がいないことは皆に驚きを与えると思う。代表にカシージャスがいないのは不思議なことだ。大きな変化と共に新しい時代が始まる」
一方で、「イケルとはよく話す。しかし自分がこれについて意見するのに適切な人間ではない。監督の決定を尊重しなければならない」と述べ、それ以上の言及は避けた。
スペイン代表は現地時間9月1日にベルギーと親善試合を行い、5日にワールドカップ欧州予選初戦でリヒテンシュタインと対戦する。
カシージャス不在のGK陣には、ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)、アドリアン(ウェストハム)、ペペ・レイナ(ナポリ)の3選手が招集されている。
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