セスク・ファブレガス【写真:Getty Images】
チェルシーからの退団が噂されるセスク・ファブレガスに、イタリアから熱い視線が注がれている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスだけでなくインテルも獲得に乗り出すようだ。
同紙によれば、インテルはセスク獲得の取引にマルセロ・ブロゾビッチの譲渡を含める用意があるという。ロベルト・マンチーニ前監督が高く評価していたクロアチア代表MFは、フランク・デ・ブール監督の就任で立場が微妙になっていた。
また、新体制のインテルは開幕から2試合続けて勝利を逃しており、スタートに失敗してしまった。中盤の要として期待されたエベル・バネガも周囲とかみ合っておらず、攻撃を組み立てる司令塔役にセスクを欲している。
ブロゾビッチは夏の移籍市場の早い段階から移籍が取りざたされ、本人もインテル退団に前向きとされている。その証拠なのか、リーグ戦開幕戦で途中出場したのみで第2節はベンチに座ったまま試合終了の笛を聴いた。プレーへのモチベーションが低下しているとも囁かれる。
セスクにはユベントスやレアル・マドリーも興味を示していると報じられてきた。今夏最後のビッグディールは実現するのか。移籍市場の締め切りまで残された時間はわずかしかない。
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