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チェルシー、セリエからSBも補強へ。28億円でレアルのカンテラ出身を獲得か

text by 編集部 photo by Getty Images

マルコス・アロンソ
移籍の噂がされるDFマルコス・アロンソ【写真:Getty Images】

 チェルシーが守備の補強としてセリエAに注目していることは間違いないようだ。29日にスペイン紙『マルカ』が報じている。

 今季からチェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は、自身が良く知るセリエAから守備の補強を図りたいようだ。しかし同クラブは、先日ミランからDFアレッシオ・ロマニョーリへのオファーを断られている。

 しかしチェルシーは、センターバックだけではなくサイドバックの獲得をも目指しているようだ。そこで同クラブは、フィオレンティーナに所属するDFマルコス・アロンソを獲得するために2500万ユーロ(約28億円)を用意していると報じられている

 コンテ監督は現在、DFブラニスラフ・イバノビッチを右サイドバックに、そして左サイドバックにDFセサル・アスピリクエタを起用。もし左利きのアロンソを獲得することができれば、アスピリクエタを右サイドに戻し、イバノビッチをセンターバックとして起用できるようになる。

 レアル・マドリーの下部組織で育ったアロンソは、2010年にトップデビュー。2013年の夏からフィオレンティーナでプレーしているが、ボルトン(現在イングランド2部)やサンダーランドでもプレーしたプレミアリーグ経験者だ。一方でこの2年間はフィオレンティーナで欠かせない原動力となり、季には39試合に出場して3得点を決めている。

 残り3日間となった夏季移籍市場。果たしてコンテ監督は、守備を補強するために希望する選手を獲得することはできるだろうか。

【了】

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