マンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、今夏にユベントスからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したフランス代表MFポール・ポグバの獲得に本気で乗り出していたようだ。28日にフランスメディア『テレフット』が報じている。
ポグバは、今夏に史上最高額となる移籍金1億500万ユーロ(約119億円)でユース時代を過ごした古巣ユナイテッドに復帰した。その高額な移籍金が、欧州の様々なビッグクラブに同選手の獲得を断念させたが、その内の1つがマドリーだったようだ。そのことを同選手の代理人であるミーノ・ライオラ氏が明かしている。
同氏は、「(ジネディーヌ・)ジダン監督がポグバをマドリーへ連れて来たがっていたよ」と口を開くと、「とは言っても、その他に5つ、6つのクラブもポグバの獲得を狙っていた」と当時の状況を明かしている。
さらに、「マンチェスター・ユナイテッドは、現在彼を獲得したおかげでさらに強くなったね。一方でマドリーはそうならなかった」と続けた。
「EURO2016が開催されていた時には、私はポグバと移籍について一度も話さなかったよ。だけど、とても落ち込んでいたためにその後に彼はバカンスへ出かけた。だから、彼を上向かせようとして私もマイアミへ向かったんだ。そこで彼が何を望んでいたかを私に説明したよ。マンチェスターは彼の家なんだ」
今季よりユナイテッドの指揮官へ就任したジョゼ・モウリーニョ監督は、過去にもポグバの獲得を狙っていたようだ。同氏は、「彼は昨季にチェルシーへポグバを連れて来たがっていたね。だけどあの時はまだ相応しい時ではなかったんだ」と当時を振り返っている。
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