バレンシアのパコ・アルカセル【写真:Getty Images】
これまで、否定されてきたバレンシアのFWパコ・アルカセルのバルセロナへの移籍だったが、急展開がありそうだ。28日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
バルセロナの第4のFW探しのターゲットとなっているアルカセル。現地土曜日に行われたエイバル戦で召集外となったことがバルセロナ行きのサインと見られている。
また、同紙の指摘によれば、この移籍交渉の成否のカギはバルセロナの20歳のFWムニル・エル・ハッダディの存在ということだ。当初、セルタへの放出が噂されていたムニルだったが、セルタがジュゼッペ・ロッシの獲得に動いたことで、代わりにムニルをバレンシアに放出でき、アルカセルの代役を望むバレンシアの要求に応えられるということだ。
今や、貴重な”商品”となっているムニルは、第2節アウェイでのアスレティック・ビルバオ戦では、召集されてはいるものの、アルカセル同様にプレーすることはないと見られている。
これまでチームの若き看板選手の放出を否定してきたバレンシアだったが、バルセロナの猛アタックが実を結びそうな流れになりそうだ。
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