マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
26日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ組み合わせ抽選会が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはグループAに入り、トルコのフェネルバフチェ、オランダのフェイエノールト、ウクライナのゾリャ・ルハンスクと同組となった。
英紙『デイリーメイル』が26日報じたところによると、この組み合わせによってユナイテッドは7500マイルの移動を余儀なくされることとなった。同じくELに挑むサウサンプトンは7000マイル、チャンピオンズリーグに出場するマンチェスター・シティはユナイテッドの半分の移動距離だ。
またトルコはここ数か月テロが多発し、軍事クーデターも起こっている国だ。そしてルハンスクは外務・英連邦省が渡航しないようにと注意を与えている地域に指定されている。
この組み合わせについてジョゼ・モウリーニョ監督は「とても移動距離が多いけれども、これは一つの大会だ。我々は上手にマネージメントしなければならないし、6試合戦わなければならない」と語っている。
「このグループはチャンピオンズリーグにいるようだ」と対戦相手を警戒するモウリーニョ監督は「よりモチベーションが高まるはずだから、ファンや選手にとっていいことだと思う」と前向きな姿勢を示している。
移動距離など様々な難しい問題を抱えることになったユナイテッドとモウリーニョ監督。ELをどのように戦っていくのだろうか。
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