バルセロナのセルジ・サンペール【写真:Getty Images】
バルセロナはまた一人カンテラ(下部組織)出身者が移籍した。25日付けスペイン紙『マルカ』が報じた。
バルセロナ下部組織出身のMFセルジ・サンペールは、昨季バルセロナBチームの試合に出場。トップチームの試合にも呼ばれており、カップ戦とチャンピオンズリーグを中心に6試合に出場している。
今季より正式にトップチームの一員となっていたサンペール。しかし、層の厚いバルセロナの中盤に加えて、ビジャレアルよりスペイン代表MFデニス・スアレスが復帰し、さらにポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスも加入してしまった。
その上、怪我で長期間離脱していたブラジル代表MFラフィーニャ・アルカンタラも復帰することから、出場機会を得るためレンタル移籍が噂されている。サンペールはグラナダへ1シーズンのレンタル移籍をするようで、すでにチームから離脱し、現地時間25日の練習にも参加していない。
バルセロナは今夏マルク・バルトラ、アレン・ハリロビッチ、クリスティアン・テージョ、マルティン・モントーヤといった下部組織所属経験のある選手たちを相次で放出している。サンペールは武者修行から帰ってくることはできるのだろうか。
【了】