レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
コロンビアサッカー界のレジェンド、ファウスティーノ・アスプリージャ氏は、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、ハメス・ロドリゲスに対しリスペクトを欠いていると思っているようだ。25日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
1990年代に、2度のワールドカップに出場し、欧州でも活躍したアスプリージャ氏は、母国の後輩であるハメスについて、「今、彼が自分のコンディションを見せ続けることができていないのは、監督がハメスを信用していないからだ」と述べる。
そして「ハメスは、『3,4試合続けてチャンスをくれ』と言えるプレーヤーなのだ。その上で、もし悪ければ、カスティージャ(Bチーム)に送るなり、他のチームに送ればいいではないか」と続ける。
さらに「ハメスがマドリーに入団した時、カルロ・アンチェロッティ監督は、ハメスを信じチャンスを与えた。ハメスがこのイタリア人監督の下でいいプレーをしたのは偶然ではないのだ」と、指揮官の信頼が、マドリー1年目の29試合で13ゴールという好パフォーマンスに繋がったと評価を与えている。
「カリム・ベンゼマを見てくれ。彼は6、7年マドリーに在籍しているが、最初の2年ほどはリヨンへ返さねばいけないような出来だった。しかし、チームは彼を我慢し、彼を期待し続けた」と述べ、そして「ジダン監督はハメスを信用し、もう少しリスペクトの気持ちを持つべきだ」とコメントした。
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