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チェルシー、カルチョの国から守備補強へ。ミランDFの次はトリノDFが標的か

text by 編集部 photo by Getty Images

ニコラ・マクシモビッチ
移籍が噂されるDFニコラ・マクシモビッチ【写真:Getty Images】

 今季よりチェルシーの指揮官に就任したアントニオ・コンテ監督は、守備に定評のあるイタリアから守備補強を行おうと考えているようだ。25日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 守備を補強したいチェルシーは、将来のイタリア代表の守備を担うとされているミランに所属するU-21イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリをファーストチョイスとして選択。そして、ミランに対して3500万ユーロ(約39億円)にボーナスを加えた金額を正式にオファーしたようだ。

 それを受け、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、ミランの親会社である『フィニンヴェスト』の幹部と次期CEO兼ゼネラルディレクターとして迎えられたマルコ・ファッソーネ氏にこのオファーの検討を委ねるとみられている。

 しかしミランは将来の守備の要を売却する気はないとされており、チェルシーのオファーを断るつもりでいるという。

 そこでチェルシーは、セリエAでプレーする別のDFへターゲットを変更。そして、現在クラブとの関係が悪化しているトリノに所属するセルビア代表DFニコラ・マクシモビッチに白羽の矢を立てたと報じられている。

 マクシモビッチは今夏の移籍を望んでいるが、その金額は決して低い額ではない。トリノは少なくとも3000万ユーロ(約34億円)を要求しており、これまで同選手の獲得に動いたナポリからのオファーを何度も拒否していると報じられている。

 移籍市場最終日まで残り1週間。果たしてチェルシーは、カルチョの国から補強選手を連れて来ることができるだろうか。

【了】

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