バックアップメンバーに入った川崎フロンターレの中村憲剛【写真:Getty Images】
日本サッカー協会は25日、ワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表メンバーを発表した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から24名の選手が読み上げられる中で、ここには含まれないバックアップメンバーについても言及した。
ハリルホジッチ監督はバックアップメンバーのひとりを、「川崎に所属する35歳の選手」と明かした。これに該当するのは中村憲剛しかおらず、中盤で負傷者が出た場合に中村を代替招集する考えがあると述べた。
「香川(真司)や清武(弘嗣)は直前に試合をするので、もし彼らが負傷したら、私が見てきた中では使ってもいいかなと思う。しかも彼は首位のチームで良いプレーをしている。信頼して当たり前だと思う。ワールドカップを戦うためには多くのことを予想しなければならない。ぎりぎりのところで驚いてはならない」
川崎フロンターレはJ1で年間首位に立っており、中村はキャプテンとしてチームをけん引する活躍を見せている。
中村がA代表に出場したのは2013年6月に開催されたのコンフェデレーションズカップが最後であり、もし9月の代表戦でバックアップから本メンバー入りして出場すれば3年3ヶ月ぶりとなる。
なお、ハリルホジッチ監督は名前こそ明かさなかったが、GKに1名、そのほか各ポジションに2名ずつバックアップメンバーがいることを明らかにしている。
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