バスティアン・シュバインシュタイガー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドでジョゼ・モウリーニョ監督に冷遇され、居場所を失っているバスティアン・シュバインシュタイガーが自身のツイッターに今後についての声明を掲載した。
「ユナイテッドが僕にとってヨーロッパでの最後のクラブになる。他のクラブもリスペクトしているが、バイエルン・ミュンヘンを退団した時からはユナイテッドが僕にとって唯一のクラブになった。チームが僕を必要とするならば、準備はできている」
近年は故障続きでパフォーマンスがかつてのレベルまで向上せず、モウリーニョ監督によってセカンドチーム送りにされたとされるシュバインシュタイガーだが、移籍を封印して再びポジションを勝ち取るために力を尽くすことを宣言した。
現在のトップチームではポール・ポグバやマルアン・フェライニ、アンデル・エレーラといった選手たちが活躍しており、元ドイツ代表主将にとって定位置獲得への道のりは厳しいものとなっている。それでも退団の意思はないようだ。
ツイッターに掲載した声明文には「僕の現状について言えることはこれが全てだ。ここ数週間、素晴らしいサポートをしてくれたファンの皆さんに感謝したい」と、不遇の時が続いても支え続けたファンへの思いも綴っている。
EUROを最後にドイツ代表を退いた32歳のベテランMFは、ユナイテッドへの強い思いを胸に新シーズンに臨んでいる。果たしてその努力がモウリーニョ監督の下で報われる時はくるだろうか。
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