トッテナムの韓国代表FWソン・フンミン【写真:Getty Images】
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンに、ヴォルフスブルクが興味を示していると独紙『キッカー』が報じている。
ヴォルフスブルクはドイツ代表FWアンドレ・シュールレをドルトムントに売却しており、代役となるアタッカーを探している。そこで、トッテナムで出場機会を得られていないソン・フンミンが浮上したようだ。
クラウス・アロフスGMは3年前からソン・フンミンに関心を寄せており、3年越しの獲得実現を目指しているという。
昨夏の移籍市場でアジア人選手としては最高額となる移籍金2200万ポンド(約29億円)でトッテナムに加入したソン・フンミンだが、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督からの評価を得ることができず、移籍が噂されていた。
プレミアリーグでの初年度は28試合4得点だったソン・フンミンだが、ブンデスリーガではレバークーゼン、ハンブルガーSVと渡り歩いて135試合41得点という記録を残しており、ドイツ国内での評価は高い。
しかし、トッテナムは2200万ポンドという移籍金を回収したいと考えているため、ヴォルフスブルクが獲得する場合、移籍金がネックになると同紙は伝えている。
ソン・フンミンはオーバーエイジとしてリオ五輪に出場し、ワールドカップアジア最終予選のA代表メンバーにも選出されている。20日にトッテナムのチーム練習に合流しているが、開幕して2節を終えたリーグ戦でいまだベンチ入りできていない。
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