「スタッフ内部に問題を引き起こそうとする推測」【写真:goal.com】
一部イタリアメディアによると、インテルのエリック・トヒル新会長とマッシモ・モラッティ前会長の関係が悪化しているという。だが、ワルテル・マッツァーリ監督は14日の会見で報道を一蹴した。
報道によると、トヒル会長はアヤックスのフランク・デ・ブール監督を新指揮官に選び、コンタクトを取っているが、モラッティ名誉会長がマッツァーリ監督の続投にこだわったという。
だが、前会長と現会長の関係悪化を問われると、マッツァーリ監督はこのように語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「モラッティとトヒルの関係悪化? 笑ってしまうね。私は35年前からサッカー界にいる。存在しない話だと理解するだけの経験があるんだ。そんな話は聞いていないし、むしろ逆を耳にしているよ」
「スタッフ内部に問題を引き起こそうとする推測だ。誰の言うことも、何も聞いてはいけない。我々はすべてにおいて素晴らしく調和している」
また、マッツァーリ監督はここまでのインテルが期待以上の結果を出していると主張している。
「夏にサポーターと会うと、ヨーロッパの舞台にチームを戻してくれと言われていた。チームは期待されていた以上のことをやってきたよ。我々はできるだけ高い目標を目指している。その上で、終わったときに総括し、クラブの方針に基づいて続けていく。どんなシナリオでも構わない。ゼロからの再出発でもいい。大事なのは、明確になっていることだ」