元アーセナルのパトリック・ビエラ氏【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティを率いる40歳のパトリック・ビエラ氏が、現在のアーセナルの状況について言及した。21日に英紙『メトロ』が報じている。
ビエラ氏は1996年から2005年までの10年間アーセナルに在籍してきた。在籍期間中に数多くのタイトル獲得に貢献しアーセナルの黄金期を経験している。そんなビエラ氏が、現在のアーセナルの状況について言及した。
「私の世代ではフィジカル的に強い選手が多くいた。ここ最近の5、6年間は技術的に優れた選手がアーセナルに多くいるね。私がいた頃は、フィジカル的に優れた選手をベースにしていて、1998年のフランス代表のようなチームだったよ。私は今のアーセナルを見たとき良いサッカーをしていると思う。しかし、何かが欠けているような気がするね」
アーセナルは2003/2004シーズンで優勝したのを最後にリーグタイトルから遠ざかっている。現在のチームにはメスト・エジルやアレクシス・サンチェスなど、技術的に優れた選手は多くいるが強靭な肉体を武器にする選手は少ない。ビエラ氏が在籍していた時期もアーセン・ヴェンゲル監督がチームを率いていたが、時代の流れに沿ってチームにいる選手のタイプも変わってきているようだ。
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