ジェノアに入団したジョバンニ・シメオネ【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督の長男ジョバンニ・シメオネがイタリア・ジェノアに移籍した。同チームのキャプテンを務める同胞ニコラス・ブルディッソは「ジョバンニは父と同じハングリーさを持っている」と彼を評している。19日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
35歳の闘将ブルディッソは、21歳の若きFWに「彼にジェノアでプレーする意味を話した。このクラブでは多くのアルゼンチン人が活躍してきた。そして今も活躍しているのだ」と語ったことを明かす。
インテル、ローマでも活躍してきた元アルゼンチン代表DFは、「彼は父と同じ勝利へのハングリーさを持っている」と述べ、「これは最も大事なことであり、ジェノアでプレーする全ての選手が持つべきものなのだ」と続けた。
リオ五輪でもプレーしたジョバンニ・シメオネ。優勝候補と言われながら、早期敗退の憂き目を見た。ディエゴ・ミリート、ロドリゴ・パラシオといった先輩アルゼンチン人FWもステップの場としてプレーしたジェノアを選択したジョバンニ。父親譲りという闘争心をイタリアの地で開花させることができるか。
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