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インテル、“一石二鳥”の補強案を画策。余剰要因とベルギー守備の要をトレードか

text by 編集部 photo by Getty Images

ヤン・フェルトンゲン
インテルが獲得を狙うDFヤン・フェルトンゲン【写真:Getty Images】

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、守備を補強するための一石二鳥のアイデアを考えついたようだ。17日に伊メディアの『スカイ・スポルト』が報じた。

 インテルは、スポルティングCPに所属するMFジョアン・マリオの獲得に迫っている。そのためにポストを明け渡す犠牲になるとみられている選手がクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチだ。そして、インテルがJ・マリオを獲得した後に補強を狙っているポジションがDFである。

 そこで、先日新指揮官に就任したフランク・デ・ブール監督がアヤックス時代に指導していたトッテナムに所属するベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンに白羽の矢が立った。2006年から2012年までアヤックスで過ごしたフェルトンゲンは、2010年の12月に同クラブの指揮官に就任したデ・ブール監督の下で1年半プレーし、守備の要としてリーグ2連覇に大きく貢献している。

 インテルは、デ・ブール監督を満足させるためにすでにトッテナムと接触を開始。そこで、資金を節約するために放出の対象となっているブロゾビッチとのトレード案を提示したと報じられている。万一トッテナムがその提案を受け入れれば、インテルにとってまさに一石二鳥となる取引。果たして交渉が上手く成立するのかどうか、今後の進展に注目が集まりそうだ。

【了】

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