バイエルン・ミュンヘンのMFキングスレー・コマン【写真:Getty Images】
ユベントスからバイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍しているフランス代表MFキングスレー・コマンが足首を負傷したことで、ユベントスの補強に影響が出るかもしれないようだ。17日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
コマンは17日のトレーニング中にチームメートのMFハビ・マルティネスと激しく衝突。足関節の関節包を損傷していることが判明した。足関節の関節包の損傷はコマンのように迅速かつ巧みなドリブラーにとって深刻な怪我となり、バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督は前半戦でコマンの起用を断念せざるを得なくなった。そして、この負傷がユベントスにも影響を及ぼすかもしれないようだ。
先日バイエルンは、支払期限である2017年の4月30日よりも前に2100万ユーロ(約23億円)に設定されてある買い取り権を2年間の分割払いで行使する意思があることを告げていた。しかし、今回の負傷の影響で買い取り権を行使する時期が遅延するとみられており、ユベントスの今夏の補強資金に影響を及ぼす可能性があると報じられている。
コマンは、昨季に700万ユーロ(約8億円)でバイエルンへ期限付き移籍していた。
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