敏腕代理人のミノ・ライオラ氏【写真:Getty Images】
敏腕代理人として知られるミノ・ライオラ氏は、今夏だけですでに5000万ユーロ(約56億円)を儲けたようだ。16日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
マンチェスター・ユナイテッドへ史上最高額でポール・ポグバを移籍させたライオラ氏は、さらにヘンリク・ムヒタリアン、そしてズラタン・イブラヒモビッチのユナイテッド移籍を成立させている。この3ヶ月間で移籍金、手数料、契約金を合わせて約5億ユーロ(約561億円)を動かしたという。
そして手数料だが、まずはポグバの取引でユベントスから2500万ユーロ(約28億円)、そしてユナイテッドからも1000万ユーロ(約11億円)を獲得(ここにはイブラヒモビッチをフリーで移籍させたボーナスも含まれていると考慮されている)。
さらに、ムヒタリアンの取引でユナイテッドから800万ユーロ(約9億円)の手数料を手に入れると、それら3名の契約金の報酬としてさらに約700万ユーロ(約7億円)を儲けたと報じられている。
その上、同じくクライアントであるオランダ代表DFグレゴリー・ファン・デル・ヴィールもフェネルバフチェへ移籍。そして、パリ・サンジェルマンのMFブレーズ・マテュイディやエバートンのFWロメル・ルカクなど、まだ移籍市場締切までの2週間で代理人を務める選手が移籍する可能性も残されている。
そこでライオラ氏はそのご褒美にアメリカのギャング王、アル・カポネ氏がかつて800万ユーロ(約8億円)で購入したとされる別荘をマイアミで購入したようだ。8部屋に6つの浴室、そして3000平方メートルの庭が付いた大豪邸である。
ビッグネームの移籍を成立させたことで大儲けをしたライオラ氏。しかしその儲けはさらに増えそうだ。
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