ミランへの加入が迫るMFホセ・ソサ【写真:Getty Images】
本田圭佑が所属するミランは、ベシクタシュからMFホセ・ソサを獲得することで合意に至ったようだ。16日に伊メディア『スカイ・スポルト』が報じている。
先日パラグアイ代表DFグスタボ・ゴメスを獲得したミランは、最後の外国人枠をソサに使うことに決めたようだ。これにより、噂されていたチェルシーに所属するMFフアン・クアドラードやボカ・ジュニオルスに所属するMFロドリゴ・ベタンクールの獲得は不可能となる。
ミランは、以前からベタンクールの獲得に動いていると報じられていた。ボカにオファーを提示して返答期日を8月15日に設定していたが、ボカの副会長は「口頭オファーしか受け取っていない」と返答。そこで、本命がソサであったことが発覚した。
先日クラブ間合意を報道したトルコ紙に続き、同日ソサの代理人が交渉を成立させるためにミランを訪問。そこで2年契約を結ぶことで合意に至り、ベシクタシュへは750万ユーロ(約8億円)が支払われることで合意に至った。ソサは明朝にメディカルチェックを受けることになると報じられている。
過去に在籍していたナポリですでにセリエAでのプレー経験がある31歳のソサは、攻撃的なポジションならば幅広くこなせる司令塔だ。昨季はチームの攻撃を牽引し、リーグ優勝に貢献する立役者となっている。
しかし、ソサの加入によって犠牲にされる恐れがあるのが、本田と22歳のMFスソだ。本田は先日行われたフライブルクとのテストマッチにフル出場し、先制点をアシストするアピールをしてみせたが、今季で切れる契約を未だ更新していない。
果たしてソサの加入が本田の去就に影響を及ぼすことになるのだろうか。
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