チェルシーのセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】
チェルシーのMFセスク・ファブレガスに、レアル・マドリーへのまさかの移籍という噂が降って涌いている。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ウェスト・ハムとの開幕戦では出番なく終わったセスク。試合後にアントニオ・コンテ監督は同選手について「彼の姿勢や、契約には満足している。だが、指揮官が決断をする際には、相応の理由が存在する」と述べ、「彼には残留して欲しい。しかし、問題はない。私はこの戦力に満足している」と語っている。
昨シーズンはリーグ戦37試合に出場とフル回転だったセスク。しかし、監督も代わり立場が変わったこともあり、複数の英国メディアも、この29歳のMFの移籍が堅いと読んでいる。
そこで浮上する有力な移籍先が、レアル・マドリーということだ。フロレンティーノ・ペレス会長は2009、2010年にもセスク獲得に動いた経緯もあり、同会長のお気に入り選手獲得の実現に今回も動くという。マドリーは、このバルセロナのカンテラ(下部組織)出身選手に2000万ユーロ(約22億5000万円)~2500万ユーロ(約28億2000万円)の獲得資金を準備するということだ。
バルセロナでの3シーズンを経て、プレミアリーグへと復帰し2年が過ぎた。ふそしてここにきての母国への移籍報道。しかも、バルセロナの宿敵マドリーということだ。このカンテラ出身選手の禁断の移籍は実現してしまうのか。
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