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インテル、アーセナルFWを89億円で“爆買い”へ。エースとのトレードも検討か

text by 編集部 photo by Getty Images

アレクシス・サンチェス
インテルが獲得を狙うFWアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】

 インテルは、アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得するために信じられないオファーを用意しているようだ。14日付の英紙『ザ・サン』が報じている。

 サンチェスは、クラブと2018年まで結ばれている契約の更新を望んでいるようだ。しかし、アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル監督が否定したとはいえ、クラブは同選手が望む年俸増額での契約更新をするつもりがないとみられている。

 そこでインテルは、その状況を利用し、サンチェスの獲得に向けて7900万ユーロ(約89億円)ともみられる巨大なオファーを用意しているようだ。

 しかし、決して簡単な交渉とはならないとスペイン紙『ドン・バロン』が報じている。実際その通り、レアル・マドリーが買戻し権を行使してFWアルバロ・モラタを連れ戻した後にユベントスが代役としてサンチェスの獲得に乗り出したが、アーセナルからオファーを断られた。

 その一方で、先日インテルの新指揮官に就任したフランク・デ・ブール監督は、移籍の噂がされているエースのFWマウロ・イカルディを売却した資金でサンチェスを獲得する大型投資をクラブへ要求したと報じられている。

 現在イカルディの獲得に動いているのはナポリだ。6000万ユーロ(約68億円)でイカルディの獲得に動いていると報じられているが、アーセナルもイカルディの獲得を狙っていることから、サンチェスとトレードをする可能性も浮上しているようだ。

 そのトレードが実現すれば、移籍市場終了間際の超大型トレードとなる。今夏の移籍市場も、最後の最後までサプライズが待っているかもしれない。

【了】

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