指揮官交代のフラムを警戒【写真:goal.com】
エヴァートンのロベルト・マルティネス監督は、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督の批判を、自身のチームへの褒め言葉として受け取ったようだ。
ヴェンゲル監督は、ホームでのエヴァートン戦を1-1のドローで終えた後、「プレッシャーをかいくぐり、ボールをつなごうとしたところで、すべてファールで止められた」と、エヴァートンの戦い方に不満を述べていた。
ヴェンゲル監督のコメントを受け、マルティネス監督は「賛辞だと思っているよ。前日の結果から、彼らには(2位との)差を広げるチャンスだったからね。だから失望していたのだろう」と回答している。
「前半の我々のポゼッションは63%だった。我々は、非常に冷静に試合をコントロールしていたよ。最終的に11本のFKを与えたが、アーセナルは13本だった。その指摘に関しては、スタッツが解決してくれるね」
「ヴェンゲル監督のことは、本当に尊敬している。我々はボールをうまく使ったフットボールを望んでいるが、それはハードワークしないということじゃない。(アーセナル戦の)パフォーマンスには、本当に、本当に満足しているよ」
4位マンチェスター・シティと勝ち点1差の5位につけるエヴァートンは、14日にプレミアリーグ第16節でフラムと対戦する。マルティネス監督は、レネ・ミューレンスティーン暫定監督を迎えたフラムを警戒している。
「タイミングが非常に危険だね。エミレーツとオールド・トラフォードで最高の結果を手にした後だから、簡単な試合だと思われるかもしれない。しかし私を信じてほしい。フラムは、18位にいるチームじゃない。これまでの試合よりも楽な試合になることなどないし、パフォーマンスを落とすことは受け入れない。慎重に臨まなければいけない」