セビージャを率いるホルヘ・サンパオリ監督【写真:Getty Images】
セビージャを率いるホルヘ・サンパオリ監督が、UEFAスーパーカップのレアル・マドリー戦の後に試合を振り返り、惜しくも敗れたチームを称賛した。9日にスペインメディア『maisfutebol』が報じている。
試合開始して21分にマドリーのアセンシオに先制ゴールを許すが、40分にバスケスのゴールで同点に追いついた。さらに72分にはコノプリャンカも追加点を決めて逆転に成功する。
このままセビージャが逃げ切るかに思われた後半アディショナルタイム、マドリーのセルヒオ・ラモスが土壇場でゴールを決めて同点に。そして、延長戦でカルバハルに決勝点を決められセビージャは2-3で敗れてしまった。だが、サンパオリ監督はマドリー相手に健闘したチームを称賛している。
「私はこのチームを誇りに思っている。少ししか準備時間がない中で、このチームは欧州のチャンピオンを倒せるところまでいけたんだ。私はとても感謝しているよ」
セビージャは昨季ヨーロッパリーグで3連覇を経験している。しかし、そのタイトル獲得に導いたウナイ・エメリ監督がパリ・サンジェルマンの指揮官に就任したことで、サンパオリ監督がチームを任されることとなった。
約1ヶ月ほどしか準備期間はなかったものの、昨季チャンピオンズリーグで優勝したマドリーを苦しめる戦いぶりを見せている。
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