ポドルスキは来週以降【写真:goal.com】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、14日に行われるプレミアリーグ第16節マンチェスター・シティ戦でFWセオ・ウォルコットを復帰以来初の先発に起用する可能性もあると示唆している。
9月に腹部を負傷し、その後同じ部分の痛みを再発させたウォルコットは、約2カ月にわたって離脱。11月末に復帰を果たしたが、ここまでは交代出場での短時間のプレーにとどまっている。
クラブ公式サイトやイギリスメディアが、シティ戦に向けての指揮官のコメントを伝えている。
「今週彼は普通通りのレベルに戻ることができた。手術から復帰して、本来の鋭さを取り戻すためにはしばらく時間がかかってしまった。(先発で起用するかどうかは)まだ決めてはいない」
FWルーカス・ポドルスキも復帰に近づいているが、シティ戦での起用は見送ることになりそうだ。
「ポドルスキは出場可能な状態だが、このレベル、これだけのインテンシティーの試合に入るためにはまだもう少し足りない。今週を終えた後、出場できるようになると考えていいだろう」
負傷者の影響もあってFW不足が指摘されてきたが、冬の移籍市場での補強に関しては慎重な姿勢を崩してはいない。
「1月になってから状況を確認するつもりだ。今の時点では、我々もどのクラブも同じで、目の前のことに集中している」
「1月の移籍市場ではいつも、具体的な契約よりも噂の方がたくさん出てくるものだ。昨シーズン降格を回避するため苦戦していたクラブは、多くの選手を獲得してもあまり助けにはならなかった」