昨年冬のイングランド行きは実現せず【写真:goal.com】
アトレティコ・マドリーFWダビド・ビジャは、バルセロナに在籍していた今年1月にアーセナルからのオファーがあったが、バルサがこれを断っていたことを明らかにした。
バルセロナで十分な出場機会を得られていなかったこともあり、昨シーズンの冬の移籍市場ではアーセナルなどへの移籍が盛んに噂されたビジャだが、実現には至らなかった。スペイン『カナル・プリュス』のインタビューでその際の状況を振り返り、ビジャは次のように話している。
「イングランドの大きなクラブから大きなオファーがあった。それがアーセナルだったということは誰もが知っている。クラブにとっても僕にとっても、すごく良い条件のオファーだった」
「バルサはそのときは、僕を手放すことが可能だとは考えていなかった。僕を必要としていると言われたよ」
シーズン末までビジャを引き止めた後、バルサは同選手のアトレティコへの移籍に応じた。ビジャは古巣への感謝を述べている。
「バルサはいつも僕にたくさんの愛情を示してくれた。今年の夏には移籍しやすくすることを約束してくれて、その通りになった。バルサに対しては感謝の言葉しかないよ」