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ドイツ代表の至宝、“移籍発言”でクラブから1000万円の罰金処分を受ける

text by 編集部 photo by Getty Images

ユリアン・ドラクスラー
ヴォルフスブルクのMFユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】

 ヴォルフスブルクは、移籍発言をしたドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーに対して罰金処分を下したようだ。6日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。

 昨年夏にシャルケからヴォルフスブルクへと移籍し、背番号10のエース番号まで与えられたドラクスラー。しかし同選手は、2020年まで契約が結ばれているにもかかわらず、先日「ヴォルフスブルクから出て行きたい」や「チャンスがあれば世界トップクラスのクラブに行きたい」といった移籍を希望する発言をしていた。

 これを受けて、クラブ側は「チャンスがあれば移籍できるなどという口頭合意は書面でも口頭でも存在しない」として公式声明で退団を却下。さらに今回クラブは、ドラクスラーに対して10万ユーロ(約1000万円)の罰金処分を科す決断をしている。

 現在トップクラスのクラブとしてアーセナルが同選手の獲得を狙っていると報じられているが、今の所正式なオファーは何1つ届いていないという。昨夏には、ユベントスと個人合意に至っていたものの、金銭面でクラブ間合意に至らずに移籍が破談になっている。

【了】

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