ユベントスとイタリア代表の守護神であるジャンルイジ・ブッフォンが悲願のチャンピオンズリーグ（CL）制覇に向けて意気込みを語った。4日に伊メディア『スカイ・スポルト』が報じている。

　現在38歳のブッフォンは、キャリアで様々なタイトルを獲得してきたが、CL制覇だけは未だに縁がない。これまでに2度、2002/2003シーズンと2014/2015シーズンにCLの決勝進出を果たしたが、優勝することはできなかった。

　しかし、遂にその目標を果たせる時が訪れたかもしれない。ユベントスは、今夏にCL制覇を目指した大型補強を決行。そのことにブッフォンは、「CL制覇は僕個人の、チームの、クラブの目標なんだ」と今季の抱負を語っている。

　ブッフォンは、「CL制覇という目標を共有できるほど素晴らしいことはないね。最高に素敵なことだよ」と心境を語った。「移籍市場での大型投資や、僕らやサポーターへの強いメッセージについてクラブには感謝しているよ。見た目ではどこにも劣りはしない」と喜びを表現している。

　しかしブッフォンは、「だけど試合は別物だ」とこれまでの苦い経験から冷静さを失ってはいない。「夢を見ることはタダだよ。だけど現実をしっかりと受け止め、具体的に自覚を持って夢を見なければならないんだ」と慎重な構えを貫いている。

　悲願のCL制覇に向けてスタートを切ったユベントス。ユベントスで2度CL優勝を逃したキャプテンのブッフォンにとって、これが三度目の正直となるだろうか。

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