ヴォルフスブルクのMFルイス・グスタボ【写真:Getty Images】
ユベントスは、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されるフランス代表MFポール・ポグバの代役を見つけたようだ。3日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
ここまでほぼ完璧な補強を行って来たユベントスだが、これからはポグバの代役探しと余剰戦力の整理に取り掛からなければならない。
ポグバの代役を探しているユベントスは、復帰が遅れているイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオの代役も探しているようだ。そこで、中盤の守備の要としても定評があるヴォルフスブルクのブラジル代表MFルイス・グスタボに白羽の矢を立てたようである。
そのヴォルフスブルクは、これまで唯一イタリア代表FWシモーネ・ザザへの獲得に具体的な関心を示したクラブだ。ユベントスは同クラブとザザの移籍についてクラブ間合意に至っているようだが、イタリアへ残りたいザザは、ミランやローマといったクラブからオファーが届くのを待っているようである。
その間にもユベントスは、買い取りオプション付きの期限付きレンタルでオファーを提示したようだ。しかし完全移籍のオファーしか受け入れないヴォルフスブルクは、そのオファーを断っている。
そのグスタボは、ユベントスのプロジェクトを気に入っているようだ。すでに4年契約を結ぶことで承諾しているようだが、同選手の契約には3200万ユーロ(約36億円)の違約金が設けられてある。だからこそ、ザザとトレードする可能性が浮上しているようだ。
ポグバの代役探しと余剰戦力の整理を一度に行おうとしているユベントス。果たして計画通りに行くのかどうか、今後の進展に注目が集まりそうだ。
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