セビージャで実践デビューを飾った清武弘嗣【写真:Getty Images】
この夏にセビージャへ移籍した日本代表MF清武弘嗣が、新天地で実践デビューを果たした。
セビージャは現地時間2日にグラナダと親善試合を行った。清武はベンチスタートとなったが、1-0のリードで迎えた66分に同じく新加入のFWウィサム・ベン・イェダーと揃ってピッチに立った。
注目された清武の背番号だが、プレシーズンでは「14」を付けている。試合はその後、セビージャが追加点を挙げて2-0で勝利している。
先月12日のトレーニング中に負傷した清武は最大全治4週間と診断されており、日本でのリハビリを経てドイツキャンプに遅れて合流している。しかし、当初よりも早いペースで回復を見せ、実践デビューを飾っている。
清武のデビューに、地元紙も期待を寄せているようだ。『エスタディオ・デポルティーボ』紙は、「清武はボール扱いが非常に上手く、相手のプレッシャーも簡単にかわしていた」と伝えている。
また、『ABC』紙も「ベン・イェダーと清武はエキサイティングなプロジェクトの勢いに乗った」と、さらなる飛躍に太鼓判を押している。
ヨーロッパリーグ王者のセビージャは現地時間9日、UEFAスーパーカップでチャンピオンズリーグ王者のレアル・マドリーと対戦する。負傷で出遅れた清武だが、この試合が公式戦デビューとなりそうだ。
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