退団が囁かれるFWジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
チェルシーのエースFWジエゴ・コスタの移籍が近づいているかもしれない。31日にイタリアの『カルチョメルカート.com』が報じている。
D・コスタの将来は不透明だ。本人は自身をブレイクさせた古巣アトレティコ・マドリーへ戻りたがっているが、同選手の契約には4000万ユーロ(約46億円)の違約金が設けられているためにチームから出て行くことは簡単なことではない。
しかし、今季から指揮官へ就任したアントニオ・コンテ監督は、D・コスタの移籍を仄めす発言をした。そのチェルシーは現在、次期エースとしてエバートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得を狙っていると噂されている。
コンテ監督は、「現時点ではD・コスタはチェルシーの選手だと言えるよ。最近の試合に出場しなかったのは怪我をしていたからなんだ。トレーニングでは調子が良いように見えるから、次のミラン戦には出場できるかもしれないね」と試合で起用する可能性を明かした。
しかし、「私に言えるにはこれだけだよ。現時点での話しかしないし、現時点ではD・コスタはチェルシーの選手なんだ。だけどもし明日もD・コスタが我々のもとへ残るかと尋ねられれば、それは私には分からない」と残留への明言を避けている。
アトレティコへの移籍を望んでいるD・コスタ。獲得を狙っているとされるルカクの交渉に進展があれば、今夏にチームのエースが入れ替わる可能性は十分に考えられそうだ。
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