頸椎を骨折したMFジョシュア・ギラヴォギ【写真:Getty Images】
プレシーズン・キャンプを行っているヴォルフスブルクで、試合中に頸椎を骨折するというショッキングな事故が起きた。31日にドイツの『ブンデスリーガ.com』が報じている。
現地時間30日にヴォルフスブルクはスポルティングCPと親善試合を行った。すると、MFアマラ・コンデと交代して入ったフランス人MFジョシュア・ギラヴォギが、65分に相手選手と激しい接触をした後に地面に転倒。それからうつ伏せたたまま動かなかった。
その異変に事の重大さを察知したメディカルスタッフは、直ぐにリスボンの病院へ搬送。MRI検査の結果、頸椎を骨折していたことが判明した。
しかしギラヴォギは、頚椎カラーを装着してチームとドイツへ戻ることができたようだ。そして、これから再びヴォルフスブルクで更なる診断を受けるようだが、回復期間は未だに明かされてはいない。
ギラヴォギはクラブの公式サイトで「医師は不幸中の幸いだと言っていた」と当時の様子を語っている。
「僕は意図的に怪我をさせたわけではない相手を責めはしないよ。あの時はただ不運な状況だっただけのことなんだ。これから順調に回復するよう願っているし、再びチームのためにプレーすることができるようできるだけ早く復帰したいね」
アトレティコ・マドリーからレンタル移籍していた25歳のギラヴォギは、ようやく今夏にヴォルフスブルクへ完全移籍したばかりだ。そのような中で突然襲った悲劇。少なくとも命に別状がなかったことが、まさに不幸中の幸いだ。
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