バルセロナのアンドレ・ゴメス【写真:Getty Images】
バルセロナに入団したポルトガル代表のMFアンドレ・ゴメス。幼いころのアイドルは、宿敵レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督だったということだ。31日、スペイン紙『アス』が報じている。
7月30日に23歳となったMFは、チームWEBサイトのインタビューの中で、自身の幼少期、サッカーとの出会いなどについて語っており、「子どもの頃は、”怪物”ロナウドが好きだった。そして、もう少しサッカーが分かるようになってからはジダンがお手本だった」と打ち明け、「今では、イニエスタとシャビだ。そのうちの一人とプレーできるとはうれしい」と語っている。
すでにポルトガル代表としてEURO制覇も成し遂げたゴメスは「代表でタイトルを獲ることは個人的な目標だった。自分、国、愛する人々のためにそれを成し遂げられてうれしい。でも、今はクラブに集中する時だ」とコメントしている。
そして、代表のチームメイトである一方、ライバル・マドリーのエースである、クリスティアーノ・ロナウドについては「代表では仲間だけど、ピッチ上では友情を捨てるさ。マドリーとの試合に勝つのが目標だ」と偉大な先輩にも遠慮はない。
「前線の3人、素晴らしい中盤の選手たちとプレーし、皆から学びたい」と述べるゴメス。バレンシアでも2シーズンプレーしており、リーガでの実績も十分だ。中盤のレギュラー奪取のハードルは非常に高いが、ゴメスがそれに打ち克つ時、バルセロナは新時代を迎えるのだろう。
【了】