イングランドの下部リーグで昨季までGKとして活躍していた元プロサッカー選手のスチュアート・トムリンソン(28)が、世界で最も有名なプロレス団体、米WWEでプロレスラーとして新たな道を歩むことが明らかとなった。9日付の英メディアが伝えた。
トムリンソンは今夏のプレシーズン中に膝の靭帯を負傷して引退を決意。これまでにも副業として男性向け健康雑誌のモデルをしたり、趣味でボディビルディングをするなど、幅広い分野に活躍の場を広げていた。
トムリンソンは自身のツイッター上で「WWEでの新しい仕事を楽しみにしている。仕事場は2つのポストとネットから4つのポストとロープに変わる。明日からアメリカだ」と呟いた。
この報道にはプレミアリーグの選手たちからも激励の言葉が投げかけられ、ツイッターのフォロワー数も上昇。トムリンソンはWWEの新人がデビューする姉妹番組から新たなキャリアをスタートさせるが、引退した無名サッカー選手が150ヵ国以上、3000万人の視聴者を集めるWWEで転機を迎えている。
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