ユベントスへ移籍したFWゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがユベントスへ移籍したことで儲けたクラブは、ナポリだけではないようだ。28日付けのスペイン紙『マルカ』が報じている。
先日ユベントスは、違約金として設定されていた9000万ユーロ(約104億円)を支払ってナポリからイグアインを獲得した。しかし、レアル・マドリーもその移籍で儲けたクラブのようである。
これはFIFAが2001年に定めた「連帯貢献金制度」のおかげであり、海外進出をするほど優秀な選手を育てたクラブに対して、「国際移籍」における移籍金のうち5%がその選手の所属年数に応じて分配される。
よってイグアインが7年間在籍していたマドリーへ、ユベントスから移籍金総額の2.5%にあたる225万ユーロ(約2億6000万円)が支払われる。
今年の1月に監査法人デロイトが発表したサッカークラブ長者番付で、2014/2015年に5億7700万ユーロ(約670億9000万円)の収入を得て首位に輝いたマドリーなら微々たる金額だが、イグアインが移籍したおかげでお小遣い程度は稼げたようだ。
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