シティへの移籍が迫るDFジョン・ストーンズ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは、エバートンに所属するイングランド代表DFジョン・ストーンズをDF史上最高額で獲得するつもりのようだ。28日付の英放送局『BBC』が報じている。
ジョゼップ・グアルディオラ監督は、ユベントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチがお気に入りだ。そのために移籍金6000万ユーロ(約69億円)と年棒800万ユーロ(約9億円)での5年契約という巨大オファーを提示して今夏に獲得を試みていたが、ユベントスは同選手が非売品であることを主張したために獲得を諦めた。
そこでグアルディオラ監督が白羽の矢を立てたのが、先月行われたEURO2016に挑むメンバーにも選出された現在22歳のストーンズのようだ。長い交渉の末にクラブ間合意に至り、現在詳細を詰めている段階とみられている。
ストーンズは、シティへ5000万ポンド(約69億円)で移籍するとみられている。その金額はDFダビド・ルイスが2014年にチェルシーからパリ・サンジェルマンへ移籍した際に支払われた4000万ポンド(約55億円)を上回る、DFとして史上最高額だ。
以前には、イングランド人選手を中心にチーム作りを行いつつも、ホームグロウン制に伴う国産選手の価格高騰に不満を漏らしていたグアルディオラ監督。未だにその人数は少ないが、ストーンズがそのプロジェクトの中心に置かれるのは間違いなさそうだ。
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