ニューカッスルのアジョセ・ペレス【写真:Getty Images】
バルセロナは、イングランド・チャンピオンシップ(2部)のニューカッスルに所属するスペイン人FWアジョセ・ペレスの獲得に迫っているようだ。英紙『デイリーメール』『デイリースター』などが報じている。
リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールによる世界屈指の3トップが最大の武器であるバルセロナだが、これに次ぐ控えの層が積年の課題となっていた。ルイス・エンリケ監督も「新たなFWをひとり探している」とFWを探していることを公言している。
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン人FWルチアーノ・ビエットの獲得に大きく近づいていたものの、同選手はバルセロナではなくセビージャに移籍することが決定的となっている。
これによって待望の控えFW獲得が難航したバルセロナだが、イングランドの2部リーグから緊急補強に踏み切るようだ。報道によれば、バルセロナはA・ペレス獲得に向けて1500万ポンド(約20億7000万円)を準備しているという。
23歳のA・ペレスは、13/14シーズンにスペイン2部のテネリフェで16得点を挙げ、その実績を買われてニューカッスルへ移籍。その後、ニューカッスルでの2シーズンではリーグ戦70試合13得点という結果となっている。世代別代表ではU-21スペイン代表に2試合出場した経歴はあるが、A代表での実績はない。
ニューカッスルは昨季のプレミアリーグを18位で終えたことで2部に降格。すでにジョルジェニオ・ワイナルドゥム(リバプール)、パピス・シセ(山東魯能)、アンドロス・タウンゼント(クリスタルパレス)ら主力選手を売却している。
また、バルセロナは過去に一度接触したデポルティーボのスペイン人FWルーカス・ペレスも候補に入れるなど、選手層拡充に向けて多くの選手をリストアップしている。
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