パリ・サンジェルマンのハビエル・パストーレ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレが、不遇の時を送っていた昨季からの復活を宣言している。
類稀なパスセンスとチャンスメークが自慢のパストーレは、2011年にパレルモから加入して以降は主力としてチームを支えてきたが、昨季は相次ぐ負傷などからリーグ戦わずか13試合出場にとどまっている。
移籍市場の度に他クラブへの移籍が囁かれているパストーレだが、伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで新シーズンでの活躍を誓っている。
「僕はPSGでとてもよくやっているよ。それ以上に言うことはない。セリエAに戻るかって? 将来のことは誰にも分からない。もしかしたら、12月にPSGが僕をもういらないと決断するかもしれない。でも、誰がそんなことが分かるんだい?」
また、元チームメイトのズラタン・イブラヒモビッチがマンチェスター・ユナイテッド加入後に「オレはマンチェスターの神になる」と発言したことが話題となったが、パストーレはイブラヒモビッチ顔負けの強気な発言でPSG残留を強調している。
「今はパリで神様のように感じている。イタリアも大好きだけどね。PSGに移籍して2シーズン目にユベントスが僕を獲得しようとした。僕はいつもプレーしていたわけではなく、彼らは獲得可能かどうか問い合わせをしてきた。彼らのようなビッグクラブに注目されることはいつも素晴らしいことだ。PSG加入前にはミラン、インテル、ローマも僕を欲しがっていたけど、僕は安売りされる選手じゃない」
昨季は他を寄せ付けない強さでリーグを制したPSGだが、イブラヒモビッチやローラン・ブラン監督が退団し、今季はウナイ・エメリ新監督のもと新たなチーム作りへと向かっている。
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